流派の多い臨済宗!臨済宗の教えや葬儀とは?

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臨済宗の教え

浄土宗の教え・特徴 画像

臨済宗は禅宗の1つであり、鎌倉時代に栄西によって開かれた宗派です。 臨済宗の中でも多く宗派が分かれており、建仁派や東福寺派、円覚寺派などに分かれています。 臨済宗には他の宗派と違って経典が指定されておらず、坐禅を修行としていることが特徴です。 臨済宗の葬儀の流れや焼香方法について詳しく解説していきます。

臨済宗は、念仏ではなく坐禅によって極楽浄土へ導かれると考えられています。 人が誰しも生まれながらに持っている純粋な人間性を坐禅によって悟り、悟りを得ること仏と同様に人間は尊いものであるということが実感できるとされているのです。 ただひたすらに坐禅を行うのではなく、「看話禅(かんなぜん)」という人と向かい合って坐禅をするスタイルです。 臨済宗と曹洞宗はどちらも禅宗の一つですが、禅に対する考え方が異なります。 臨済宗では、師匠が弟子に課題を与え、弟子は全身で理解をするという坐禅になります。 坐禅をするその姿が悟りであるとされるのです。

臨済宗の葬儀の流れ

臨済宗の葬儀の特徴は、葬儀の終盤で妙鉢というシンバルのような楽器や太鼓を鳴らして音楽供養をするという点です。 臨済宗は15の流派に分かれているので、葬儀の流れが宗派によって若干の違いがありますが、多くは以下のような流れで葬儀が行われます。

①授戒

僧侶が入場し、故人が仏の弟子になるという証である戒名を授ける授戒の儀式を行います。 導師がカミソリを持って剃髪の偈を唱え、授戒の儀式である懺悔文で故人の過去の罪を懺悔して許しを請います。 その後、三帰戒文で仏の教えによって修行者に帰依することを誓います。 三聚浄戒(さんじゅうじょうかい)・十重禁戒(じゅうじゅうきんかい)では、棺に法性水を注いで清めの儀式を行います。 そして、引導前に血脈授与として香を焚きます。

②引導の儀式

授戒の儀式のよって仏の弟子となった故人を、引導の儀式で仏の世界へと導きます。

・入龕諷経(にゅうがんふぎん)
納棺の際に行われる儀式なので通夜で行われる儀式ですが、葬儀でも行われます。 「大悲呪」「回向文」が唱えられます。

・龕前念誦(がんぜんねんじゅ)
棺を閉ざす際に行われる儀式で、大悲呪・回向文の他「十仏名」が唱えられます。

・鎖龕諷経(さがんふぎん)
棺の蓋をするにあたって行う儀式で、大悲呪・回向文を読経します。

・起龕念誦(きがんねんじゅ)
出棺する際の儀式であり、念誦を終えると葬場に向かいます。

・山頭念誦
山頭は葬場のことを指し、故人が成仏できるように「往生咒(おうじょうしゅ)」を唱えます。 この時に、シンバルのような鈸(ばつ)や太鼓を鳴らします。

・引導法語
故人を極楽浄土へ送り出すために引導法語を唱えます。

③焼香、出棺

「観音経や大悲心陀羅尼などが唱えられている間に焼香を行います。 焼香が終わった後に、回向文が唱えられて再び鈸や太鼓が鳴らされ、葬儀が終了します。

臨済宗の焼香の行い方

臨済宗の正式な数珠は、108の数珠によって繋がれた看経念珠です。 しかし、略式の片手数珠を使用している人も多いので、略式数珠でも問題ありません。 焼香は、宗派によって回数が異なるため、3回の場合もありますが、1回の宗派が多くなっています。 焼香をする際は合掌の後に一礼をします。 額には押しいただかず、そのまま香炉にくべましょう。 線香の場合は1本を立てます。 心を一つにして故人の冥福を祈るといういみがあり、一礼・一回・一本とされています。 流派によって葬儀作法には違いがありますが、根本的には故人を供養して極楽浄土へ送り出すという考え方は変わりません。 作法にこだわりすぎることなく、まずは故人の冥福を祈ることに重点を置いて葬儀に参列しましょう。

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